KASUGAI Canvas v6.17.0

イチBizアワード2026|不動産情報活用部門 提案書

コンテスト概要

「イチBizアワード」は、地理空間情報を活用した技術の社会実装と、社会課題の解決につながるビジネス創出を目指すアイデアコンテストです。2026年度は、自由なアイデアから事業化を目指すビジネスプランまで幅広く募集しています。

2026年度 募集要項(公式サイト)

開催情報

  • 主催:内閣官房(国土交通省と連携)
  • 応募対象:個人・グループ・法人。年齢、国籍、居住地の制限なし。応募・審査は日本語
  • 応募部門:ビジネス部門、アイデア部門、不動産情報活用部門
  • 応募期間:2026年9月18日開始
  • 賞金:総額200万円(予定)

募集部門

募集期間・日程

部門・行事日程
ビジネス部門 応募締切2026年11月30日(月)20:00(日本標準時)
アイデア部門・不動産情報活用部門 応募締切2026年12月10日(木)20:00(日本標準時)
表彰式2027年3月19日(金)、G空間EXPO(東京ビッグサイト)

応募フォームは公式応募ページから。日程や条件は変更される場合があるため、応募前に最新の募集要項を確認してください。

提案書:住まい候補地域の比較支援

応募部門:不動産情報活用部門

提案タイトル 50文字以内

AIと地図で住まい候補地域を比べる地域比較シート

解決したい課題・対象 400字以内

住み替えを考える人は、候補物件を絞った後も、価格、防災、都市計画、学校や周辺施設などの情報を別々のサイトで調べる必要があります。情報ごとに地図や更新時点、表記が異なるため、候補地域の違いや追加で確認すべき点を家族で整理しにくい課題があります。本提案の対象は、複数の候補地域を比較して住まいを検討する人です。物件そのものを推薦するのではなく、地域について公開情報に基づいて確認・比較する過程を支援します。

提案するアイデア・サービス内容 700字以内

住まい選びを支援するサービスを拡充し、幅広い地域課題にも活用できるGISへ発展させます。現在のKASUGAI Canvasには、住まい選びの困りごとを聞き取り、論点・優先度・不足情報に分けて整理する専用機能や、不動産情報ライブラリへの直接接続はありません。そこで、利用者が候補地と関心を入力し、AIとの対話で確認事項を整理して地図調査につなぐ「地域比較シート」を新たに試作します。候補ごとの情報、出典・時点・対象範囲、未掲載または追加確認が必要な項目を並べ、地図へ戻るリンク付きの資料にします。検討例は東京駅まで電車でおおむね30分以内の範囲から、ペットと暮らしやすい駅周辺を選ぶものです。取引価格・防災・都市計画等は不動産情報ライブラリ、所要時間・動物病院・公園の利用条件等は別の情報源を候補にし、取得元と限界を区別します。地域に点数を付けたり安全性を保証したりせず、根拠と不足情報を示して最終判断を利用者に委ねます。

課題に着目した背景・きっかけ 300字以内

要記入:住まい選びや地域情報の調査で感じた具体的な不便、着想のきっかけ、想定利用者への聞き取り・確認内容を記載してください。現時点では個人の体験やヒアリング結果を確認できていないため、事実を補っていません。

補足資料

PDFまたはPowerPoint、10ページ以内・10MB以下。候補地域の地図画面、使用データと出典・時点、比較シート例、操作の流れ、システム構成、未確認事項を掲載する想定です。実データを用いた試作後に作成します。

不動産情報活用部門で、住まいの候補エリアを公開地理情報から比較するシナリオを提案します。家や物件を検索・推薦するのではなく、物件ポータルなどで候補を絞った後に「この地域で暮らすと何が近くにあり、どの公開情報を確認しておくべきか」を地図で理解する場面を、Canvas の機能改善に取り組む題材とします。

システム構成

試作システムの構成です。課題の聞き取り・整理は LimeSurvey CE と Excalidraw が担い、地図比較と根拠付き資料化は KASUGAI Canvas が担います。不動産情報ライブラリ API は公式案内に従いブラウザーから直接リクエストせず、キー保護のためのサーバー側中継(/api/reinfolib。BYO キー転送またはサーバーキー注入、/ex-api/external/ 配下限定)を実装済みです。AI は内蔵 AI チャットが BYO API キーで Gemini を呼び、地図・レイヤー操作と比較シート作成を支援します。

flowchart TB
  User[利用者] --> Chat

  subgraph Browser[ブラウザ:KASUGAI Canvas]
    Chat[内蔵 AI チャット]
    Map[地図・レイヤー表示]
    Sheet[地域比較シート・資料生成]
    Plugin[外部データ接続プラグイン]
    Chat -->|地図・レイヤー操作| Map
    Plugin -->|取得データをレイヤー化| Map
    Map --> Sheet
  end

  Chat <-->|BYO API キー| Gemini[Gemini API]
  Plugin -->|API キー保護のため中継| Relay["サーバー側中継(実装済み /api/reinfolib)"]
  Relay --> MLIT[不動産情報ライブラリ API:価格・防災・都市計画・駅情報]
  Plugin --> Other[経路検索・施設情報 API・自治体オープンデータ]

  subgraph Hear[課題整理:外部ツール(検討中)]
    Survey[質問票・聞き取り]
    Classify[回答の分類・整理]
    Survey --> Classify
  end
  Chat -->|課題整理を依頼(外部エージェント的に呼出)| Survey
  Classify -->|課題・優先度を反映| Sheet

        

提案の実現に向けた機能改善

機能領域現状今回磨く内容
外部データの取込・レイヤー化GeoJSON・CSV 等の表示機能があるが、ライブラリへの専用接続はないAPI 接続、形式変換、失敗時の説明、対象地域・データ種別の選択を共通化し、接続先ごとの機能は必要に応じて追加できるプラグインにする
レイヤー操作・属性確認AI チャットから検索、レイヤー追加・表示切替、属性検索などを実行できる候補地と関心条件に沿って調査手順をつなぎ、各地物の属性・出典・時点を追いやすくする
複数地域の比較地図を移動して個別に確認できるが、住まい選び向けの比較手順・専用 UI はない候補地域を同じ観点で見比べる操作と、比較結果の整理方法を試作する
資料生成・地図パーマリンクAI が資料を生成し、候補地点の地図視点リンクを埋め込める出典・時点・未確認項目・候補ごとの違いを含む地域比較シートへ改善する

現行コードと仕様を確認した範囲では、不動産情報ライブラリとの直接連携はありません。今回の成果は特定の住まい選び画面だけでなく、外部地理データを取り込み、調べ、説明・共有する Canvas の共通機能へ還元します。外部サービスとの接続は、利用者や用途によって必要性が異なり、利用条件や認証情報の管理も接続先ごとに異なるため、すべてを本体の標準機能にはせず、必要な接続を選んで追加できるプラグインとして設計します。共通のデータ受け口とレイヤー化の仕組みを整え、今回の試作では応募シナリオに必要な接続に絞ります。API データの地域別の有無や形式、更新時期を確かめたうえで、まず1地域・2〜3種類のデータを使って接続実験を行います。

試作の範囲

課題整理機能と外部システム連携の検討

現状のCanvasにあるのは、AIチャットによる地図・レイヤー操作、資料表示・ダウンロード、地図視点の共有URL生成などの汎用機能です。住まい選びの困りごとを体系的に聞き取り、課題・優先度・根拠・未確認事項として保存し、候補地域ごとに比較する専用機能は未実装です。したがって、課題整理は既存機能として扱わず、今回の試作で新たに設計・検証する対象とします。

役割連携候補・方式Canvas側で担うこと確認事項
日本語での聞き取りと課題整理LimeSurvey CEで日本語の質問票・自由記述を収集し、回答をExcalidrawの日本語UI上でカード化して分類する。どちらもWebで利用でき、日本語画面を備えたOSS。LimeSurveyはセルフホスト版を選べる。候補地・重視条件・困りごと・理由を質問票で集め、自由記述を引用単位のカードに分ける。参加者や担当者がExcalidraw上で似た意見をまとめ、課題・優先度・根拠・未確認事項を整理する。確定した課題をCanvasへ取り込み、地域の地理情報と照合して比較資料にする。Excalidrawは定性分析専用ではなく、カード分類やテーマ確定は人が行う。アンケート回答とカードの対応関係、個人情報を含む回答の保管・削除、共同編集の運用を試作で確認する。LimeSurvey CEのセルフホストにはWebサーバー等が必要。
公的な不動産・地域情報国土交通省「不動産情報ライブラリ」API。価格、都市計画、防災、駅情報等から対象地域で利用できるものを選ぶ。取得データをレイヤーとして表示し、出典・基準日・対象範囲を比較資料に残す。利用申請・APIキーが必要で、公式案内はCORS回避のためブラウザーから直接リクエストしないよう求めている。キーを保護するサーバー側中継(/api/reinfolib)を実装済みで、候補地域の実データ取得を確認した。
所要時間・施設情報経路検索、自治体オープンデータ、施設情報提供元のAPIまたは公開データを用途ごとに選定する。公的APIで得られる情報と外部補足情報を分け、取得日・提供元・利用条件を表示する。候補サービスのライセンス、商用・再配布条件、位置精度、更新頻度、APIキー保護、CORSを事前確認。ペット受入条件などAPIにない情報は自治体等の一次情報で確認する。

進め方:日本語UIを確認できるLimeSurvey CEで質問票を作成し、回答を収集します。自由記述をExcalidrawのブラウザー画面でカードにして、参加者・担当者がKJ法に近い手順で分類し、課題・優先度・根拠を確定します。分類結果と元回答を紐付けてCSV等でCanvasへ取り込み、候補地域の地理情報と照合します。外部ツールは聞き取りと課題整理を担い、地図比較と根拠付き資料化はCanvasが担います。いずれもOSSですが、LimeSurveyはセルフホスト時のサーバー運用が必要です。

候補条件とデータの確認状況

不動産情報ライブラリの公開 API 一覧と項目説明を確認した時点での整理です。API のデータが存在することと、候補地域で必要な精度・鮮度で使えることは別なので、申請承認後に実データと地域カバー範囲を確認します。

比較したいこと不動産情報ライブラリ API追加で必要な情報・扱い
東京駅まで電車で30分以内の候補駅駅の位置・駅名・路線名・運営会社・駅別乗降客数は取得候補。ただし乗降客数は駅の利用規模の参考情報。列車の所要時間・乗換・時間帯別の差は API 一覧で確認できないため、別の経路検索データで調べる。条件を固定し、候補駅を手動で確定する。
ペットと暮らすための動物病院・動物医療掲載されている「医療機関」API は病院・診療所等の医療機関情報で、動物病院の網羅データとしては使えない。自治体・動物病院の公開情報や別の施設データを確認。取得範囲・更新日を記録し、件数だけで暮らしやすさを断定しない。
散歩場所・公園や緑地公開 API 一覧に、一般の都市公園を網羅する項目は確認できない。自然公園地域は都市公園の代替にはならない。自治体の公園データ等を別途調査。ペット同伴可否、リード・利用制限は施設ごとの規則を確認する。
災害時の避難先指定緊急避難場所の位置・災害種別などは取得候補。API の項目だけではペット同行・同伴の可否や受入条件が分からない。自治体の避難所運営情報で確認し、未確認なら明示する。
住居費の目安・地域の基礎情報不動産取引価格・成約価格、地価公示・地価調査、都市計画、防災情報を取得候補にできる。取引価格は個別のペット可物件の家賃・飼育条件を示すものではない。物件検索・推薦は行わず、地域の参考情報として扱う。

API 内外の確認項目一覧

「確認済み」は API 仕様や公開元を事前確認した状態を指し、候補地域の実データ取得・網羅性確認は API キー発行後に行います。外部情報は出典・取得日・対象範囲を記録し、未確認事項を比較シートに残します。

区分確認項目確認する内容参照先・候補状況
API内駅・路線・乗降客数候補範囲内の駅名、駅位置、路線、運営会社、乗降客数の対象年。所要時間は別途調べる。XKT015 駅別乗降客数 API実データ確認済み(z11 都心タイルで276駅。駅名・路線・運営会社・2011年以降の各年乗降客数)
API内不動産取引価格候補駅周辺の取引・成約価格の対象期間、価格種別、地点・属性の有無。家賃やペット可否とは区別する。XIT001 不動産価格 API・XPT001 価格ポイント API実データ確認済み(XIT001 は 2025Q4 東京都 16,401件。XPT001 は期間指定必須で z11 都心タイル 4,049点。取引総額・㎡単価・坪単価など)
API内災害情報・避難場所候補地域で取得できる洪水・高潮・津波・土砂災害等の範囲、データ時点、避難場所の対象災害種別。公開API一覧(防災情報)、XGT001 指定緊急避難場所 API実データ確認済み(z11 都心タイルで344施設。洪水・地震・津波等の対象災害フラグ付き)
API内都市計画・土地利用用途地域等の取得可否、候補地域のデータ整備範囲と時点。ペット可物件の判定には使わない。公開API一覧(都市計画情報)、XKT002 用途地域 API実データ確認済み(z11 都心タイルで1,715ポリゴン。商業・住居・工業等12区分、容積率・建蔽率付き)
API外東京駅から候補駅までの所要時間平日/休日、検索時刻、乗換条件、駅間の列車所要時間を統一。駅までの徒歩を含めるか明記する。Transitous(第一候補)または GTFS-JP 事前計算(下記候補調査参照)候補調査済み・接続検証は未実施
API外動物病院候補駅からの距離、診療時間、夜間・救急対応、データ更新日。単純な施設件数を評価点に直結させない。Overpass API(第一候補)+自治体・獣医師会等の一次情報(下記候補調査参照)候補調査済み・候補地域での網羅性確認は未実施
API外公園・散歩場所・ドッグラン位置、利用時間、犬の入場可否、リード等の利用規則、情報の更新日。自治体の公園オープンデータ・施設案内(候補地域ごとに確認)候補地域確定後に確認
API外避難所のペット受入条件同行避難の可否、避難所での受入場所・方法、災害種別や施設ごとの差、自治体の最新案内。各自治体の防災計画・避難所案内。APIの避難場所情報だけで受入可否を推定しない。候補地域確定後に確認
Canvas の AI 機能自然文による地図・レイヤー操作と比較資料の作成Gemini / OpenAI互換モデルで、取得済みデータの検索・表示・整理を支援。APIキー方式または対応環境のサーバープロキシを利用し、生成内容を元データと照合する。V3: AI 連携、【API】内蔵AI(Google 連携・AI)汎用機能あり/地域比較向け指示・資料を改善

したがって、今回の試作では「不動産情報ライブラリの API で確認できる価格・防災・駅情報」と、「別途確認する所要時間・動物病院・公園利用条件・避難所のペット受入情報」を区別して比較シートに載せます。API マニュアルは CORS 回避のためブラウザーから直接 API リクエストしないよう案内しているため、接続方式も申請後に利用条件と合わせて確認します。

外部 API の利用方針:不動産情報ライブラリ以外の経路検索・施設情報 API も候補にできます。候補駅の所要時間やペット関連施設の補足に利用する場合は、提供元・利用条件・CORS・キーの保護・取得日を確認します。AI機能はすでにCanvasにあり、これらの追加データを取得できるようになった後、出典と実データに基づく比較・説明に活用します。キーを公開ページや共有資料に含めません。

サーバーレス環境で利用できる外部 API・データの候補調査

2026年10月20日時点の公式案内・利用条件を調査した結果です。本試作は静的配信(サーバーレス)+BYOキーまたは Workers プロキシで動かす前提のため、「ブラウザから直接呼べるか(CORS)」「キーを公開してよいか」「結果を地図・比較シートに残せるか」を重視しました。料金・利用条件は変更されるため、採用時に最新の公式案内を再確認します。

AI(対話・資料生成)

候補応答形式地域カバー利用条件キー管理基準日出典表記
Gemini API(現行採用)JSON。function calling 対応(Canvas の55ツール実行に使用中)全世界・日本語可無料枠あり。無料枠では入力内容がサービス改善に使われ得るため、課金枠または取り扱いに注意。従量課金ありBYOキーはブラウザから直接呼出し可(localStorage 保管)。サーバーキーは Workers の /api/gemini で隠蔽(実装済)モデル世代ごと義務なし。生成物は元データとの照合・未確認事項の明記で担保
OpenAI 互換 API(OpenRouter・Groq 等)JSON(OpenAI chat 形式)全世界プロバイダごとの料金・規約。ブラウザ直接呼出しを非推奨とするプロバイダありBYOキーのみ(ブラウザ直接可)モデル依存不要
Cloudflare Workers AIJSON(OpenAI 互換エンドポイントあり)全世界。日本語品質はモデル依存無料枠あり・従量課金アカウントトークンを Workers 側に秘匿できるため、キー露出ゼロで公開環境に適する。既存の Workers 基盤に載せられるモデル依存不要

経路検索(候補駅→東京駅の所要時間)

候補応答形式地域カバー利用条件キー管理基準日出典表記
Transitous(api.transitous.org、MOTIS)JSON REST(/api/v1/plan 等)全世界の GTFS。首都圏は Tokyo Rail フィードで JR東日本・東京メトロ・都営・主要私鉄をほぼ網羅。ただしコミュニティ作成 GTFS であり公式時刻表ではない無償。OSS・非商用・軽量利用が条件。アプリを識別する User-Agent/Referer が必須。大量リクエストは事前連絡キー不要・ブラウザ直接呼出し可各 GTFS フィードの更新日。ダイヤ改正への追随は保証外transitous.org/sources へのリンク+OSM 著作権表記が必須
駅すぱあと API(ヴァル研究所)XML/JSON日本全国(鉄道・バス。公式系データで信頼性高)フリー:経路探索は「駅すぱあと for Web」への URL 回答のみで所要時間データを取得不可。買い切り(¥5,500/5,000req〜):平均待ち時間探索のみ・ダイヤ探索不可。ダイヤ探索は Standard 従量課金(90日評価版あり)アクセスキー+登録ドメイン認証。キーを公開ページに置けないため、公開サイトではサーバー中継(local ティアまたは Workers プロキシ)が必要データバージョン API で確認可規約の表示要件を採用時に確認
Google Routes API(transit)JSON(POST computeRoutes)東京を含む公共交通Compute Routes Essentials $5/千リクエスト、transit は Pro 相当 $10/千(無料枠 5,000/月)。ルート結果の非 Google 地図との併用・キャッシュに規約上の制約があり、OSM 系ベースマップへの重ね合わせや資料への保存と相性が悪いWeb サービス用キーは HTTP リファラー制限が使えないため別キー運用(既存の googleMapsWsApiKey と同型)。ブラウザ直接呼出しの CORS 可否は要検証(公式は Maps JS API・サーバー経由を想定)リアルタイムダイヤGoogle の帰属表示が必須
GTFS-JP・公共交通オープンデータ(静的データ)GTFS zip(CSV 群)を前処理して静的データ化公共交通オープンデータ協議会・ODPT 公開分。JR東日本 GTFS 等各フィードのライセンスに従う(CC-BY 系・要登録のものあり)。ライブ API を立てず、東京駅→候補駅の所要時間をオフライン計算して配信できるためサーバーレスとの相性が最もよいキー不要提供データのダイヤ改正日が基準日として明確提供元ごとのライセンス表記

施設情報(動物病院・公園・ドッグラン等)

候補応答形式地域カバー利用条件キー管理基準日出典表記
Overpass API(OpenStreetMap)JSON/XML。タグ指定クエリ(amenity=veterinary、leisure=park / dog_park、amenity=school 等)全世界。網羅性は地域の OSM 記述密度に依存し、動物病院は不完全な可能性がある無償。公共インスタンスはアプリ全ユーザー合算で目安 100 クエリ/日までの軽量利用。アプリ識別の UA/Referer 必須、429 時は 30 秒待機、商用は自前サーバー/有償へキー不要・ブラウザ直接可(CORS: *)問い合わせ時点の DB(基準日=取得日として記録)「© OpenStreetMap contributors」(ODbL)表記が必須
Yahoo!ローカルサーチ API(YOLP)JSON/JSONP。gc 業種コード・円範囲・矩形範囲検索全国の電話帳+オーナー投稿データ。日本国内の施設網羅に強い無料。上限 5万 req/日。保存禁止(常に最新情報の取得が義務)・ダウンロード機能・外部出力機能の提供が禁止のため、施設名を比較シートへ恒久記録したりエクスポートする運用は規約上避ける(一覧表示などの参照用途に限定)Client ID(アプリケーションID)。ブラウザ公開前提の設計で、ジオコーダとして既存利用実績あり取得日=基準日「Webサービス by Yahoo! JAPAN」クレジット必須(規定 HTML・配置ルールあり)
Google Places API (New)JSON(X-Goog-FieldMask 指定)全世界。施設網羅性は高い現行規約で緯度経度・place_id 以外のコンテンツを地図(特に非 Google マップ)と併用できない。lat/lng のキャッシュは 30 日まで、place_id のみ無期限。OSM 系ベースマップの Canvas で施設名を地図表示・シートに残す用途には向かないWeb サービス用キー(リファラー制限不可のため別キー運用。既存実装と同型)随時Google の帰属表示が必須
自治体オープンデータ・一次情報CSV/GeoJSON 等(自治体ごと)候補地域の区・市ごとに確認。公園はオープンデータ化されている自治体が多い。動物病院は獣医師会名簿・施設公式サイトの補完が必要自治体ごとの規約(多くは CC-BY 相当・クレジット表記)キー不要各データの公表日・更新日各自治体の指定に従う

採用方針:第一候補は、所要時間=Transitous(または GTFS-JP の事前計算による静的データ)、施設情報=Overpass API とし、OSM で不足する施設は自治体一次情報で補完します。いずれもキー不要・ブラウザ直接・非商用無償で、出典表記と取得日の記録だけで利用できます。YOLP は保存・外部出力の規約制約があるため一覧確認等の補助用途に限定します。Google Places/Routes は地図併用・キャッシュの規約制約と課金管理が必要なため今回の試作では採用しません。駅すぱあと API はフリープランでは所要時間をデータとして取得できず、有償プランはドメイン認証キーの秘匿にサーバー中継が必要なため今回は見送ります。Transitous は非公式 GTFS ベースのため、候補駅の所要時間は条件(平日・時刻・乗換基準)を固定したうえで、確定候補だけ公式時刻表情報で目視確認します。

今後の作業計画

2026年10月16日から着手する想定です。応募締切に間に合うよう、API 利用申請と利用条件の確認を最初に進めます。実データの提供状況によって対象データを絞り、応募用の成果物作成と機能試作を並行します。

確定事項

項目確定内容
応募部門不動産情報活用部門
候補地域の範囲東京駅まで電車でおおむね30分以内
候補駅の選定・比較条件範囲内からペットと暮らしやすい駅周辺を選び、候補地域を比較する
外部サービスCanvas のAIは利用可能。経路検索・施設情報 API は追加データの候補とし、利用条件・キー管理・送信データを事前確認する
API 利用申請2026年10月16日に申請送信済み。API キー発行済みで、サーバー側中継(/api/reinfolib)経由の実データ取得を確認した(2026年10月20日時点で取引価格は2025年第4四半期まで)

作業スケジュール

期間作業成果物・状況
10月16日〜10月20日東京駅まで電車でおおむね30分以内の範囲から候補駅を選ぶため、ペットの暮らしやすさを比べる項目と API 内外のデータを整理する。ペットの暮らしやすさに基づく候補駅の選定方針、API 内外の確認項目一覧
10月21日〜10月30日API キー発行状況を確認し、取得可能なデータを実地調査。接続可否の判断、採用するデータ/API 2〜3種類、データ項目・属性・出典・時点(済: 取引価格・避難場所・駅乗降客数・用途地域を採用候補として実データ確認。外部API候補調査も済み: 所要時間=Transitous/GTFS-JP、施設=Overpass、AI=Gemini現行を第一候補とし採用方針を本ページに記録)
11月2日〜11月13日最小の接続経路を実装し、取得データを地図レイヤーとして表示。取得失敗・未提供・認証エラーを利用者に説明できるようにする。候補地域の実データを地図表示できる試作、失敗時の案内、出典と基準日の表示(済: .kasc の geojson: 行に /api/reinfolib?url=… を書く直接接続と、表示範囲連動で XYZ タイルを取得してレイヤー化するプラグイン web/PLUGIN/reinfolib/ の両方で、取引価格・避難場所・駅乗降客数の地図表示を確認。キー未設定時・認証失敗時は画面に案内を表示)
11月16日〜11月20日2〜3候補地域を同じ観点で確認する比較手順を試作。属性やデータの有無を確認し、確認済み・未確認を分けて記録する。地域比較の操作手順、候補ごとの差と未確認項目を含む比較シート初版(済: tools/region-compare/compare.mjs を試作。中野駅・川口駅・市川駅の3候補を、半径1km・同一期間・同一検索条件で比較。取引価格・避難場所・乗降客数・用途地域・防災4種・小学校区(不動産情報ライブラリ)、所要時間(Transitous)、動物病院・公園(Overpass)を実データ確認し、自治体一次情報は未確認として分離。比較シート初版は tools/region-compare/out/comparison-sheet.md。期間中は地図との照合と候補の見直しを行う)
11月24日〜11月27日比較シートから各候補地域の地図へ戻れるリンクを整備。実データで通し確認し、表示内容・出典・データ時点・注意書きをレビューする。第三者が地図と根拠を追える資料、通し確認結果、応募内容の最終稿
12月1日〜12月9日不動産情報活用部門の応募内容を最終確認し、活用する不動産情報ライブラリの情報を明記したうえで、任意の補足資料を整える。不動産情報活用部門の提出内容・補足資料(PDFまたはPPT、10ページ以内・10MB以下)の確定
12月10日 20:00まで不動産情報活用部門の応募内容を確認して送信する。不動産情報活用部門の応募送信完了

API キー発行や対象地域のデータ提供が間に合わない場合は、利用可能な公開データに対象を切り替え、未接続の機能は今後の計画として明示します。実装範囲を広げるより、データの根拠と未確認事項を説明できる状態を優先します。

応募までの確認事項

公式情報