コンテスト概要
AIでつくる、公開する、動かし続ける。さくらのAIチャレンジ祭り は、Zennfes Autumn 2026 の投稿テーマの一つで、さくらインターネット株式会社が提供するコンテストです。AI を組み込んだアプリ開発・作品の公開・AI サービスの 24 時間稼働など、同社サービスを活用した取り組みを Zenn 記事として投稿します。
基本情報
- 期間:2026/11/02(月)〜 2026/12/16(水)
- 主催:Zenn(クラスメソッド株式会社)/ テーマ提供:さくらインターネット株式会社
- 参加方法:Zenn に記事を公開し、記事ページ上部の「コンテストに応募する」ボタンから応募
- 対象サービス:さくらのAI Engine・さくらのレンタルサーバ・さくらのVPS
部門と賞品
テーマに投稿された記事の内容をもとに、審査時に部門が判断されます。
| 部門 | 賞 | 賞品 |
|---|---|---|
| さくらのAI Engine 3,000リクエストチャレンジ部門 OpenAI・Anthropic互換APIが無料!さくらのAI Engine 3,000リクエストで何するチャレンジ | チャレンジ賞 | Amazonギフトカード 2万円分 |
| ものづくり賞 | Amazonギフトカード 2万円分 | |
| 徹底検証賞 | Amazonギフトカード 2万円分 | |
| さくらのレンタルサーバ活用チャレンジ部門 こんな使い方もあったの!?さくらのレンタルサーバの可能性にチャレンジ | アイデア賞 | Amazonギフトカード 1万円分 |
| 使いこなし賞 | Amazonギフトカード 1万円分 | |
| さくらのVPS 24時間稼働チャレンジ部門 24時間動くさくらのVPSでアイデアを形に!AIサービス活用チャレンジ | 24時間稼働アイデア賞 | Amazonギフトカード 1万円分 |
| チャレンジ賞 | Amazonギフトカード 1万円分 |
参加特典
- さくらのAI Engine:無償プランで Chat completions(テキスト応答生成)を月 3,000 リクエストまで無料(Audio transcriptions・Audio speeches は月 50 リクエスト)
- さくらのVPS:クレジットカード払い選択時、全プランで 2 週間の無料お試し期間
- さくらのレンタルサーバ:スタンダードプランを利用開始から 92 日間無償で使えるクーポン(要申請・数に限りあり)
KASUGAI Canvas との関連
- さくらのAI Engine:OpenAI・Anthropic 互換 API を提供するため、内蔵AI の OpenAI互換プロバイダ として設定できます(【API】内蔵AI 参照)。設定画面には専用プロバイダ「【API】さくらAIEngine」(エンドポイント
https://api.ai.sakura.ad.jp/v1固定)を用意済みで、プロバイダ選択 → アカウントトークン入力 → 「モデル一覧を取得」で接続確認まで UI 上で完結します。Gemini 以外のモデルで GIS ツールの function calling を試す経路として使えます。 - さくらのVPS / レンタルサーバ:
.kasc+DATA/のデータホストや、ローカルアプリの常時稼働先として活用できます(ブラウザ WebGIS ガイド の外部ホスト配信に相当)。
検証方針(徹底検証賞)
検証テーマ:「国内 OpenAI 互換 API で GIS エージェントは実用になるか」 — さくらのAI Engine を内蔵AI のプロバイダとして接続し、62ツールの function calling ループがどこまで回るかを系統的に検証します。検証に必要な機能は積極的に新規追加する方針で、実際に専用プロバイダ「【API】さくらAIEngine」(エンドポイント固定・トークンとモデルのみ入力)と「モデル一覧を取得」ボタンを実装済みです。
最終ゴール(成果デモ):「東京の観光地を数か所巡るフライを再生し、AI が各所の見どころを音声でガイドする」動画 — フライ定義・案内文生成・さくら TTS(音声読み上げ・月50回無償枠)での音声合成を1本のデモに収めます。再現手順は「観光地巡り SKILL」(AI への指示書)として整備し、検証記事の目玉デモ兼、機能拡張の実績とします。
検証軸
- ツール選択精度:日本語の自然な指示から適切なツールが選ばれるか(カメラ・レイヤ・検索等のカテゴリ別)
- 引数適合率:JSON スキーマに適合する引数が生成されるか
- 多段ループ完走率:ツール結果を見る往復を複数回こなしてタスク完了に至るか
- 実シナリオ:「サンプルレイヤ生成 → FlyTo → 資料作成(showReport+パーマリンク)」の通しデモが成立するか
- ベースライン比較:同一プロンプト集を Gemini(実績のある既定プロバイダ)にも適用し、相対性能として記録
検証設計
- 対象モデル:最新のパブリックプレビューモデル Kimi-K2.7-Code(2026/07/28〜)を主対象とし、
/modelsで正確なモデル ID を確認。tools 非対応・精度不足ならgpt-oss-120b等の通常モデルへフォールバック - 評価プロンプト:単発(ツール1回)・多段(複数往復)・シナリオ(資料作成まで)の3段構成。カテゴリ別に代表プロンプトを用意
- 記録方法:プロンプト・期待ツール・実ツール・引数適否・完走可否・消費リクエスト数を表形式で集計し、再現可能な形で公開(検証手順とプロンプト集も記事に付記)
前提確認とリスク
- さくらのAI Engine の chat/completions 互換エンドポイントが
tools(function calling)パラメータを受け付けるかを最初に確認。非対応・精度不足の場合は「チャレンジ賞」(過程重視の記事)へピボット - Canvas はブラウザから API を直接叩くためエンドポイント側の CORS 許可が必要。非対応ならローカルアプリの中継経由に切替(これ自体も記事の題材)
- リクエスト予算は無償枠 月3,000。1ツール往復=1リクエストとしてモデル×プロンプトのマトリクスを予算内に設計(多段ループは消費が膨らむため試行回数を制御)
タイムスケジュール
| 期間 | 作業 | 成果物 |
|---|---|---|
| 11/02〜11/08 | /models でモデル一覧確認・OpenAI互換プロバイダへ接続設定・tools/CORS 対応のスモークテスト | 接続可否・検証対象モデル一覧(非対応なら賞のピボット判断)→ 接続OK・対象は preview/Kimi-K2.7-Code |
| 11/09〜11/15 | 検証設計+音声ガイド基盤。評価プロンプト集(単発・多段・シナリオ)と採点基準の作成、記録フォーマット整備、Gemini ベースライン試行。speak ツール(さくら TTS 連携・Web Speech API フォールバックで継続デモ可・実装済み)の実機確認(TTS モデル名・ボイス確定)。「観光地巡り SKILL」(フライ定義→案内文生成→読み上げの手順を規定する AI 指示書)を作成し追加指示へ登録 | 検証手順書・プロンプト集・ベースライン結果・speak 実機確認・観光地巡り SKILL |
| 11/16〜11/29 | 実測+デモ制作。モデル×カテゴリの検証実行、消費リクエストを管理しながら結果を集計、必要に応じて追加検証。東京観光フライ(SKILL 運用)の通しリハーサル・音声ガイド付きフライ動画の録画 | 検証結果テーブル(モデル×タスク分類×成否・消費数)・音声ガイド付きフライ動画 |
| 11/30〜12/06 | 記事執筆。目的・環境・方法・結果・考察を再現可能な形で構成 | Zenn 記事下書き |
| 12/07〜12/13 | 推敲・公開・コンテスト応募(締切 12/16 の3日前までに投稿完了を目標) | 公開記事+応募完了 |
| 12/14〜12/16 | バッファ。応募状態の確認・誤記修正 | — |
記事下書き: docs/zennfes-sakura/article.md(Zenn 形式・検証設計とプロンプト集を含む。実測結果を追記して完成させる。公開後は Zenn の記事 URL をここに記載)
進捗メモ
- 11/02 環境準備【完了】:AI プロバイダにさくらのAI Engine 向けの専用プロバイダ「【API】さくらAIEngine」(エンドポイント
https://api.ai.sakura.ad.jp/v1固定・アカウントトークン+モデル入力。OpenAI互換の旧プリセット設定は自動移行)と「モデル一覧を取得」ボタン({ベースURL}/modelsへの疎通・キー・CORS 確認+モデル欄の選択肢投入)を実装。さくら側エンドポイントはプリフライト(authorization/content-type許可・access-control-allow-origin: *)とブラウザからの実リクエスト(無効キーで 401Invalid token応答)により CORS 許可済み・ブラウザ直叩き可能を確認。残タスク:さくらのクラウド会員登録(Playground は GitHub アカウントで即利用可だったが、API 利用には会員登録+電話番号認証+クレジットカード登録が必要と判明)→ コントロールパネルから さくらのAI Engine へ基盤モデル無償プラン(基本料金0円・超過分は課金ではなくレートリミット適用)を申込済み → アカウントトークン作成(利用量の種別は「無償分」を選択が重要)→ トークンをキー欄へ入力 → 「モデル一覧を取得」で提供モデル一覧の確認(対象は最新プレビューの Kimi-K2.7-Code・正確なモデル ID を確定)→ チャット送信で tools 対応のスモークテスト。