1. 連携構成図
geo_webview の役割は 「QGIS を Web 配信側に変える」 ことです。 GIS データの編集・スタイル設定は QGIS が最適な環境であり、このプラグインは その成果をそのまま Web へ持ち出します。
[QGIS プロジェクト] レイヤ・スタイル(.qml)・レイヤツリー・視点・テーマ
│ geo_webview が .kasc + DATA/ へエクスポート
▼
[.kasc + DATA/ パッケージ] + エンジン本体(KASUGAI Canvas web/)
│ Cesium / MapLibre / OpenLayers / Leaflet / GSI Maps で再生
▼ 静的ホスティングへ配置
[ブラウザの WebGIS] ← サーバーレス(QGIS・専用サーバー不要)
- 主機能 = サーバレス配信: 表示中レイヤと QGIS
スタイルを
.kasc+DATA/に書き出し、エンジン(KASUGAI Canvasweb/)と一緒に 任意の静的ホストへ置くだけで WebGIS として配信できる。 再生に QGIS 側サーバーは不要 - 補助 = 内蔵 HTTP サーバー:
/kasugai起動 API、エクスポート物の/export-data/配信、画面共有(/present・/screenshot)、 受領履歴(/received)、Canvasweb/の静的フォールバックを提供する。 ※OGC サービス(WMS/WMTS/WFS)は v3.29.0 で廃止
flowchart TB
QGIS["QGIS プロジェクト<br>レイヤ・スタイル(.qml)・レイヤツリー・視点・テーマ"]
subgraph GWBOX["geo_webview(QGIS プラグイン)"]
direction LR
subgraph FNC["【▶ WebView】"]
GW["【エクスポート】<br>.kasc + DATA/ + <engine>.html"]
SRV["内蔵 HTTP サーバー localhost:8089"]
end
end
subgraph WEBBOX["WebGIS"]
WEB["GitHub Pages / Cloudflare / Vercel 等の静的ホスト<br>.kasc + DATA/(エンジンを自ホストに置く場合は web/ 一式。<br>GSI Maps は vendor/ 未同梱なら CDN 版へ自動転送)"]
end
subgraph GHBOX["GitHubPages"]
CDN["kasugai-canvas-web<br>5エンジンの CDN<br>GitHub Pages: stable/・unstable/"]
end
subgraph KCBOX["【▶ Canvas】"]
direction LR
KCS["HTTP サーバー localhost:8510"]
KCB["AI ブリッジハブ localhost:8511"]
KCF["拡張機能: 登録・切替・rclone・<br>自動更新・.kasc 関連付け"]
ENG["マルチエンジン<br>Cesium / MapLibre / OpenLayers / Leaflet / GSI Maps"]
KCS ~~~ KCB ~~~ KCF ~~~ ENG
end
RE["Re:Earth Visualizer geo_suite(サブ)<br>kasugai_canvas_<ch>.zip を CMS へアップロード →<br>インスペクタに CMS の URL を qgis: URL で指定"]
AG["ArcGIS 系<br>独自実装が前提・外部静的ホストで配信<br>(ArcGIS Online では動作不可)"]
QGIS --> GWBOX
GW -.-> KCBOX
GW -.->|"ZIPでダウンロードして配置"| WEB
GW -.->|"ZIPでダウンロードして配置"| RE
ENG -.-> CDN
CDN -.-> WEB
CDN -.-> FNC
%% 【▶ Canvas】= 別システム(KASUGAI Canvas アプリ)を緑系で区別
style KCBOX fill:#eaf5ec,stroke:#2e7d32,stroke-width:2px,color:#1b4d20
style KCS fill:#f3faf4,stroke:#5ca86a
style KCB fill:#f3faf4,stroke:#5ca86a
style KCF fill:#f3faf4,stroke:#5ca86a
style ENG fill:#f3faf4,stroke:#5ca86a
連携方針(対応クライアント)
geo_webview の連携方針は、プレイヤーを KASUGAI Canvas
に一本化 (Cesium・MapLibre・OpenLayers・Leaflet・GSI Maps
のマルチエンジン構成。 KASUGAI 側で統一開発済み・?engine=
で切替)し、 Re:Earth Visualizer
をサブとすることです。
配信ルートは2系統です。高機能ルートは起動中の KASUGAI Canvas ローカルサーバー(既定 :8510)の専用 API でプロジェクト登録・画面切替 まで行い、通常ルートは内蔵 HTTP サーバーとサーバレス Web 配信で Canvas アプリなしでも即座に Web 化します (「再生経路(3段フォールバック)」参照)。
① セット開発のプレイヤー群
QGIS からエクスポート/配信されたデータ・スタイルを取り込んで再生するクライアント。geo_webview はこのプレイヤーの QGIS 側受け皿(配信元)として開発を進めています。
| 連携先 | 経路 | 連携の形 |
|---|---|---|
| KASUGAI Canvas | /kasugai(.kasc+DATA/) |
統合プレイヤー(主)。QGIS レイヤツリーを
.kasc+DATA/(ベクター+.qml
スタイル)として出力し、起動中の KASUGAI
へ外部プロジェクト登録・表示切替。パネルの Export
ボタンはファイル出力のみ、▶ Open /
GET /kasugai?engine= / kasugaiExport
ブリッジは登録・起動まで行い、同じ .kasc+DATA/
を全エンジンで再生。EXE 込みインストールでは
rclone・自動更新・ファイル保存・.kasc 関連付けも利用可 |
② その他クライアント・外部サービス
| 連携先 | 経路 | 連携の形 |
|---|---|---|
| Re:Earth Visualizer(geo_suite) | kasugai_canvas_*.zip(qgis:
インスペクタ行で取込)・/export-data/ |
サブ(KASUGAI Canvas と同じ Cesium ベース)。下記「Re:Earth Visualizer(geo_suite)への対応方針」参照 |
| ArcGIS 系 | .kasc+DATA/ ファイル受け渡し → ArcGIS
側(SDK)の独自実装を外部静的ホストで配信(GitHub
Pages/Cloudflare/Vercel/自前サーバ等。ArcGIS Online
上では動作不可) |
下記「ArcGIS 系への対応方針」参照 |
Re:Earth Visualizer(geo_suite)への対応方針
Re:Earth Visualizer は KASUGAI Canvas と同じ Cesium
ベースのサブプレイヤー として位置づけます。geo_webview は
kasugai_canvas_*.zip(パネルの ZIP ボタンまたは
index.html
からダウンロードしたエクスポート一式。* は CDN
チャンネル名)と /export-data/
経由のファイル・.qml スタイル配信で供給し、取込は geo_suite
側の qgis: インスペクタ行(ZIP の URL 指定)が担います。3D
表現は Cesium ベースの KASUGAI Canvas(主)・Re:Earth
Visualizer(サブ)に集約して開発します。
詳細: geo_webview
連携方針(INTEGRATION_JP.md)
ArcGIS 系への対応方針
- ① ArcGIS Online 上ではカスタムコードを実行できず、本系統の機能は実現不可能
- ② Cesium 等のエンジンと同等品を作る場合 — Canvas 側のコード資産は
SDK が異なり流用できないため、データ構築を含めて一からの開発が必要(3D
は 3D Tiles→I3S 変換パイプライン経由が前提・ライブ 3D Tiles URL
は対象外。参照できるのは
.kasc仕様と同一 OSS ライブラリのみ) - ③ ArcGIS のセキュリティ(管理環境)内でカスタム WebGIS を動かすなら Enterprise 11.0+ の ExB カスタムウィジェットが唯一の経路 — それ以外はすべて外部ホスト前提のモデルとなり、導入の意義がない
詳細(読み込み側要件・ライセンス形態・最小構成・arcgis:
取り込みの注意点): geo_webview
連携方針(INTEGRATION_JP.md)