2. 主な機能

パネル「Web配信」グループの主要ボタンです。

geo_webview パネル全体 — 上から Web配信(エクスポート・CDN・ZIP・エンジン選択・▶WebView・▶Canvas)、HTTPサーバー稼働状況、テーマ/パーマリンク/共有タブ
geo_webview パネル — 「Web配信」グループと HTTP サーバー状態、テーマ/パーマリンク/共有タブ

【エクスポート】

.kasc + DATA/ + <engine>.html + index.html を出力します。 ファイル出力のみで、起動・登録は行いません(kasugai_canvas*.zip も 生成しません — ZIP は下記【ZIP】ボタンでダウンロード時に生成します)。 出力先は保存先フォルダ名ボタンで変更します(現在の出力先を中央省略で表示。クリックでフォルダ選択、↺ で既定にリセット。📁 で出力フォルダをファイルマネージャで開く)。 既定は Canvas インストール先 <install>/QGIS_projects/<プロジェクト名>、未検出時は <ドキュメント>/kasugai_canvas_qgis です。

【ZIP】

エクスポート物一式を kasugai_canvas_<チャンネル>.zip としてブラウザで ダウンロードします(ファイル名は CDN コンボのチャンネルを反映。 例: kasugai_canvas_stable.zip)。クリック時にその場で ZIP を生成するため 常に最新内容です(要 HTTP サーバー稼働)。 静的ホストへの配置・Re:Earth qgis: 取り込み用に使います。

【▶ WebView】

ホスト版 kasugai-canvas-web(GitHubPages CDN)の エンジンで開き、データは :8089/export-data/ から供給します。 エクスポート → ブラウザ起動まで一発実行。要インターネット・ HTTP サーバー稼働(Canvas 未インストールでも可)。 使用チャンネルは CDN: コンボで選択します。

CDN: コンボ: ▶ WebView が使うホスト版チャンネルと ZIP ファイル名の <チャンネル> 部を選択します (stable/unstable/カスタムURL。QSettings kasugai_hosted_channel に保存)。

Engine: コンボ: ▶ WebView/▶ Canvas が開くエンジンを選択します (Cesium/MapLibre/OpenLayers/Leaflet/GSI Maps。選択は QSettings kasugai_engine に保存)。

【▶ Canvas】

エクスポート済みのプロジェクトを稼働中の KASUGAI Canvas ローカルサーバー(:8510)へ登録・表示切替・ブラウザ起動します。 エクスポートは行わないため、未出力の場合は Export を先に実行するよう メッセージで案内します。Canvas 未検出時はボタンが Install KASUGAI Canvas 表示になり、セットアップ(.kasc 関連付けあり)/ ポータブルZIP を選んでバックグラウンドインストール後に起動します。

ルート解決(フォールバック)

▶ Open・/kasugai・kasugaiExport は応答の via で供給元を返します:

via 条件 開く URL
kasugai Canvas ローカルサーバー(既定 port 8510)稼働 http://localhost:8510/<engine>/?project=<id>
qgis-http Canvas はインストール済みだが未起動 本サーバーが <install>/web/ を静的配信+/export-data/ でデータ供給
hosted Canvas 未インストール(要インターネット) ホスト版エンジン(kasugai-canvas-web / GitHub Pages、チャンネルは CDN: コンボ)+/export-data/
null いずれも不可 出力のみ成功(.kasc を手動で開く)

WebGIS

出力フォルダとエンジン(web/ の中身)を一般的な Web サーバー (GitHub Pages / Cloudflare / Vercel / レンタルサーバー等の静的ホスト) へアップするだけで、QGIS なしで動く単独の WebGIS になります (Canvas の ?kasc= 直読みモード)。配信に特別なサーバーサイド処理は 不要で、.kasc+DATA/+システム一式を切り出して配布単位とすることも できます。

外部ホストへの配信は、エンジン本体(web/ の中身)の置き場所で2パターンに 分かれます。

A. kasugai-canvas-web の CDN を利用(既定) B. エンジンを同一ホストに同梱
構成 ホストには .kasc+DATA/ のみ。https://yamamoto-ryuzo.github.io/kasugai-canvas-web/<stable|unstable>/<engine>/?kasc=<.kascのURL> を開く ホストに .kasc+DATA/+web/(エンジン一式)を配置。<engine>.html が同階層のエンジンを自動探索して開く
初回読込 GitHub Pages の CDN(Fastly)がエッジ配信。エンジンJSの取得は速い LAN/閉域内なら最速。一般公開ではホストの性能次第
安定性 高可用だがインターネット必須。github.io 到達不能だと表示されない 同一オリジンなので CORS 不要。ただしエンジン JS 本体は各エンジンが jsdelivr から取得し、GSI Maps は vendor/ 未同梱なら kasugai-canvas-web の CDN 版へ転送されるため、 完全オフラインにはライブラリ群と vendor/ のローカル同梱が別途必要
CORS データ側ホストで Access-Control-Allow-Origin が必要(github.io のエンジンが .kasc をクロスオリジン fetch するため)。GitHub Pages は * を付与済み、Cloudflare Pages/Vercel 等は _headers 等で設定 同一オリジンなので不要
HTTPS データ側ホストは HTTPS が実質必須(https のエンジンから http ホストへの fetch は Mixed Content でブロックされる。localhost は例外で動作) 不要(http のみでも動く)
転送量・保守 エクスポート物はデータのみで軽量。エンジン更新は kasugai-canvas-web 側に追従 エンジン分(数十MB級)も自分の帯域。エンジン更新は手動

目安: 公開配信は A(CDN)が既定。B は閉域網・オフライン利用・ CORS/HTTPS を設定できないホスト・自己完結アーカイブ向けです。 どちらでも .kasc+DATA/ は自ホストから読むため、体感速度の大半は データ配信側で決まります。

起動HTMLは ./ ../ ../../ / の順にエンジンを自動探索し、同一ホストに あればそちらを優先、無ければホスト版へのリンクを出すため A/B の混在も 安全です(index.html 経路3からもホスト版へ辿れます)。自前 CDN/ホストを 使う場合はパネルの CDN: コンボ(QSettings kasugai_hosted_channel)に 完全URL(末尾 / 付き)を設定します。kasugai-canvas-web のチャンネルは stable(既定)と unstable の2系統で、エンジンは実質上位互換を維持して 更新されています。